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等順忌新型コロナウイルス鎮静祈願法要を行いました
2023/03/28
令和5年3月25日(土)に大勧進第104世貫主・栢木寛照大僧正を導師として「等順忌 新型コロナウイルス鎮静祈願法要」を執り行いました。
〇善光寺如来は古代インドで悪性疫病沈静のため出現したと縁起にございます。
如是姫が病魔に取りつかれた時、月蓋長者がお釈迦様の教化に従い、念仏を唱えたら
三尊の御姿が顕現され大光明を放たれ、国中に流行した悪疫も治まり、如是姫の病気も
平癒したとされます。疫病鎮静祈願は善光寺信仰の原点であります。
〇3月25日は「天明三年浅間山大噴火」「天明大飢饉」の民衆救済に尽力し、善光寺本堂での御開帳を最初に執行した第80世貫主・等順大僧正の命日である「等順忌」の日です。
善光寺大勧進は等順大僧正の民衆救済の精神を受け継ぎ、四年連続で「等順忌」に合わせて新型コロナウイルス終息祈願特別大護摩供を執り行いました。
栢木寛照貫主は、善光寺町出身の等順大僧正の民衆救済の業績を紹介し、「民衆救済の理念を受け継ぎ、護摩を焚き終息を祈願した。感染者も減り、社会も動き出しているので、もう一息終息をお願いしますと一生懸命お願いをした。」と語りました。