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等順忌・能登半島地震被災者供養

2024/04/17

「等順忌」に能登半島地震犠牲者追悼・被災地復興祈願を実施
 ~「被災した方々を供養するのは善光寺の使命」

善光寺大勧進は3月25日、第104世貫主・栢木寛照大僧正以下12人の僧侶が能登半島地震の犠牲者を追悼し、被災地の復興を祈りました。
3月25日は、天明三年(1783年)浅間山大噴火、天明の大飢饉において民衆救済に尽力し、光格天皇に三帰戒・十念を授け奉った等順大僧正の命日「等順忌」です。
等順大僧正は江戸時代に富山・金沢・福井でも回国開帳を実施、九州島原では藩主の願いによって雲仙普賢岳噴火被災者の融通念仏供養を浜辺で行い、「生き如来」と崇められた歴史がございます

等順大僧正

善光寺大勧進は等順大僧正の民衆救済の精神を継承し、信仰の原点に立ち返る思いを込めて、等順忌に犠牲者供養と被災地復興を祈りました。
この日は天明三年浅間山大噴火被災地である群馬県嬬恋村鎌原から、鎌原観音堂奉仕会からお二人にご参列いただきました。

法要の様子

栢木寛照貫主は法要後の記者会見において、
「等順大僧正がやってきたことを正しく継承したい。被災した方々を供養するのは善光寺の使命である。自然災害に対する思いを深めて、善光寺が先頭に立って人々の心の救済をしていきたい。」と述べました。法要の後は栢木貫主も参道に立ち、托鉢が行われました。

記者会見の様子

義援金は天台宗務庁を通じて被災地に送られます。

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善光寺大勧進事務局

〒380-0851 長野県長野市元善町492
受付時間 8:30~14:30

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